要件を満たしていないと無効となるおそれがある

2014.4.9|未分類

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自筆証書遺言は遺言書のなかで一番簡単に作ることができる遺言です。遺言者がその全文、日付および氏名を自書して印を押すだけで成立します。自分一人で作成できるので遺言の存在、内容を秘密にできます。しかし、管理する人がいないので紛失や偽造、変造の危険がありますし、第三者がチェックする機会もないので、遺言書が法定の要件を満たさず無効となる場合もあります。
自書は遺言者の真意によって作成されたものであることを担保するための要件なので、タイプライターやパソコンによって作成することは認められません。病気のために手が震える場合に筆記を容易にするために他人の手を借りた程度ならば自書と認められます。日付は遺言作成時の遺言能力の有無や複数の遺言がなされているときに、その先後を判断するための要件なので、日付がないときは有効にはなりません。年月の記載だけでなく日まで書くことが必要です。押印は遺言者の同一性と真意を確認するための要件です。使用すべき印章には制限がないので、実印である必要はありませんし、印章に代えて指印することも可能です。自筆証書に変更を加える場合にはその場所を指示し、変更したことを記して署名、押印しなければ効力が生じません。

パソコン07

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